なんと半世紀ぶりに記事を書いています。ぽこちゃんだうです。
何か書こうと思っては、筆が重たいか、バキボキに折り続けている辛い毎日。
ですが「たまごっち パラダイス」(たまパラ)のあまりの素晴らしさにポ弘法も重い筆を上げたというわけです(?)

いかにしてこのたまパラが至高かを、たまごっち好きで知られるわたくしポ孔子が適当な文章でご紹介します。
子曰く、「今日からおまえはたまラボのスタッフや。」と。
おまえさんは「たまごっちラボ」の特別育成スタッフ…。
ポ孔子
新たな惑星でまだ見ぬたまごっちを探し求める「PARADISE計画」を押し進めてもらうやで。
たまごから生えてるダイヤルを”ぐるぐる”っとしてもらうとやな、おまえさんの「たまごっち星」を、宇宙から、フィールドから、育てるたまごっちの目線から、そして細胞レベルまで、好きな倍率で観察できるんやで。
ちな、たまパラには5万種のたまごっち達がおまえさんとPARADISEしたくてウズウズしてるやで。
あとはおまえさんに…任せた…やで…。
恐らく一番目を引くのはたまごから生えた「つまみ」の”ズームダイヤル”なはず。
このダイヤルが本たまごっちのユニークポイントでありまして、これをぐるぐる回し散らかすことで宇宙~たまごっちの細胞までいろんな倍率でお世話できるんですね。
レベル制の導入で「飽き」対策
自分のたまごっちたちを育てている星である「にゅーたまごっち星(星の名前は好きに命名できる)」にはわくせいレベルというものがあり、レベルごとに設定されている目標を達成していくことでレベルアップしていきます。
レベルごとにさまざまな要素・コンテンツが開放されていくシステムで、例えば1匹のたまごっちを大人まで育て上げる最中でほぼ全コンテンツにアクセスできる…のような過去たまごっちのuniやスマート他とは違う、多分恐らくきっとメイビーたまごっち初のシステムが導入されました。
このレベル制の導入が個人的に一番アツい。
1匹のたまごっちを大人まで育てている間に様々なコンテンツを遊びきってしまい、結果「飽き」>「もっと育てたい」で、お墓エンド☠️を迎えてしまうのがぽこでした。
たまごっちは、「愛」がゲームを長く続ける上での大きなテーマになります。
たまごっちを深く知って愛を育む前に、ゲームとしての「飽き」が来てしまう…。これは10年くらい新作たまごっちが出るたびに買っていたぽこの中での大きな問題でした。
所謂MMOのレベルで制限してコンテンツの寿命を延ばすようなシステムだけども、開放され具合というか、塩加減がかなり絶妙。今はとにかくミニゲームの難易度開放して金儲けがしたい…。
この様子で飽きが来ないようコンテンツの供給をコントロールしてもらえると、例え全コンテンツを一通り遊びきって「飽き」がやって来ても、たまごっちを「愛」する気持ちで乗り越えられる、というわけです。
画面遷移の間隔・メニュー画面をコンパクトに
「画面遷移」これ、たまごっちでは結構重要で、ごはん・うんち・ミニゲーム…等毎日同じ動作を繰り返すことになるのですが、画面遷移があんまり長いと待機時間でめんどくさくなってそのコンテンツを避けるようになるし、アニメーションが短すぎる / 全カットとかだと全体的なボリューム・作り込み不足を感じることになります。
たまごっちを遊んだことある人はミニゲームで毎度ある、ゲームが始まるまでの待機時間で「あくしろよ」って何万回も思ったことあるはずです。このストレスはたまごっちを世話したくなる気持ちを大きく阻害してきます。これはほんまのガチストレスです。
メニュー画面が複雑だったり、行きたいコンテンツまであまりにも遠い、さらに画面遷移の待機時間が長い、だとめんどくさすぎて永遠にどのコンテンツもアクセスしたくない気持ちに…。結果何が起きるか…「飽き」です。
まず全体の画面遷移が、過去uniに比較して多分300msとか速くなってます。これだけでかなりストレス軽減。
また、ダイヤル追加でアクション選択画面が各倍率(宇宙やフィールド・細胞等)によって分散。結果見やすく分かりやすい画面に。
ダイヤル長押しで常にアクセスできる便利メニュー的なものは、惑星の情報やショップお買い物・お金稼ぎのミニゲーム・各種設定が格納されていて、たまごっちのお世話に関するメニュー画面と、その他を明確に画面を分けることで煩雑化・メニュー移動の複雑化を上手に解消しています。
たまごっちで多大なストレスになる画面遷移に対して「ダイヤルぐるぐる」という感覚的なアクションを絡めて、それすらもゲーム体験に昇華したことをめちゃくちゃに褒めちぎりたい。いや天才すぎんだろ。
「愛」しいたまごっちを「育てること」への原点回帰
これまでのたまごっちの流れは、育てたたまごっちを「着飾ること」「SNSにシェアすること」「好きな部屋に住まわすこと」や、流行っているシステム(Type-C充電、DLC的なアップデート、NFC読み込み、スマホアプリ連動等)をたまごっちへ取り入れてアップデートを図る…というようなことを重きに置いていたように思います。まるで時代の流れに寄り添うかのように…たまごっちの歴史を辿ると、当時流行していたもの・あらゆるデバイスに求められがちな機能も追えるっていうね…。まわる~♪ま~わる~よじだい~わまわる~♪
たまパラは、uniでの目玉要素だったデフォルト搭載でもおかしくないような充電・インターネット接続等を搭載していません。
これを聞いてぽこは割と真面目にしょんぼりというか、期待する気持ちがハーフカットでした。でもリプレイ見返したら普通に誤報告でした。えと…ヒールもらってたかも…。
だって今の時代に電池とかダルすぎるし、
DLCで要素追加なかったらすぐ飽きちゃうよ!あらゆるデバイスはとりあえずインターネットに繋ごうよ!
ハヤリモン・いんたーねっちょ大好き委員会ぽこちゃんだう
「まあ新作は必ず買うけど、きっっとuni育て続けるんだろな~W」的な気持ちを、たまパラは大きく覆してくれました。ハーフカットどころかほぼフルヘルスですよ。
前述のような魅力ポイントに加えて、登場するたまごっちの種類が大きく変わりました。
具体的にはほとんどが新種のたまごっちで構成され、有名どころのまめっちや、くちぱっち、みみっち、ポチっち等は見た目もたまパラ向けにリワークされた上で続投。
めめっちや、ぴゅえるっちのような、過去結構人気だったっちたちっちは残念ながら登場なし。
個人的な見解でありますが、複雑なデザインのたまごっちは採用されなかったんじゃないかな~みたいな。
たまパラで新登場しているたまごっち達は、見た目シンプルでパッと見で「かわいい」と感じるデザインが主で、名前もとってもシンプル。
「ぴゅえるっち」とか結構好きなんだけども、名前が覚えにくくいつも「なんだこれっち」とか「よくわからんっち」って呼んでました。
たまパラ除く最近のたまごっちたちは、いい意味でも悪い意味でもキャラクターが複雑で、これにカチューシャだのメガネだのの着飾る要素をプラスすると、MMOの超絶課金者のような見た目になって意味がわからなくなるんですよね。
これが良いところでもあるんですけど
たまごっちを育てることより、ソシャゲのアバターのようにいかに着飾るか
このあたりにどうしても重点が置かれて、いい感じに着飾れたら即「飽き」がくる…DLCで要素(というか着せ替えアイテム)が追加されるまで墓 or 冬眠、これの繰り返しになってました。
シンプルでかわいい新たまごっちたち。



これまでのややオーバーフロー気味な着飾る要素をほとんど削り、交配によって見た目をユニーク化。これはたまごっちMixでもあった要素。Mixまじで大好きだったな…。よりたくさんのたまごっちを「育てて」1世代ごとの変化を楽しめて、とってもいいね…。かわいいね、たまごっち…。
そんなこんなでDLCが無くても着飾ることに頼らず、世代のタスキを繋げて、いろいろなたまごっちを「育てる」楽しみの中から「愛」が深まったとさ。初代のたまごっちの楽しみのような、本来の「育てる」ことへ、今一度原点回帰。

振り返れば前回のたまごっちuni紹介記事でも、デバイスの機能面(Type-C充電とか、DLCのこと)は熱めに語ってたけど、育成とかゲーム体験に関しては何も言及していない…。うーん、しょゆこと~。
さあ買えね。
もうここまで読んだら何が言いたいか分かるよね。買うんだ。
そして君の手で掴むんだ。たまごっちの…「愛」を。
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